tre(トレ)のcrunch channel (旧:アコースティックな日々)

福岡県在住のシンガーソングライターtre(トレ)。弾き語りを中心とした様々な活動を行う。アコギのプレイ技術、弾き語りのシーン、宅録についてなどの記事を中心としてお送りしております。

ZOOM A2という試されるエフェクター

 

 

昼間は長袖ではキツイですけど夜はまだ半袖ではキツイですね。

 

 

treです。

 

 

今宵はアコギのエフェクターについて語りたいと思います。

 

 

今宵語るのはZOOM A2です。

  

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ZOOM アコースティックエフェクツペダル A2

ZOOM アコースティックエフェクツペダル A2

 

 

 

 

こいつはかなり賛否両論あるアコースティック用マルチエフェクターです…笑

 

 

非常に色んな事に気を付けてレビューしたいと思います。

 

 

まずこいつのコンセプトとしてはエレアコに必要なエフェクターが全て詰まっているのでこれ一つで大丈夫!ということなのですが、確かにそうだと思います。

 

 

モデリング、マイク位置、コンプレッサー、EQ、ノイズ除去、空間系エフェクター、リバーブ、チューナーなどといったエレアコに特化した機能が全て詰まってます。

 

 

しかしなぜ賛否両論なのかと言うと多機能過ぎると言いますかなんと言いますか、はっきりと言って使いにくいです。

 

 

私はギターの音を良くしようという漠然とした想いから数年前に新品でこのエフェクターを購入しましたが、到底扱えるような代物ではありませんでした。

 

 

そもそも音を整えるための知識がないとこのエフェクターはデジタル音にするだけの危ないエフェクターに成り下がります。

 

 

当時、色々と試しましたが、色々な機能を追加すればするほど薄っぺらくなりダメなエレキギターのような音が鳴り出してもうダメだと思いました。

 

 

暫く放置してアマゾンで値段を見ると中古だと値段は新品の三分の一を下回り、他のブログのレビューを見ても悲惨なものばかりで買って失敗したなぁとも思いました。

 

 

ただリバーブ機能はまだ使えると思い、それだけを暫く使っていました。

 

 

時は経ち、最近私はレコーディングを始めました。レコーディングを始めると自然とコンプレッサーとかEQの大切さとかが身に染みてわかるようになってくるんですよね。

 

 

そしてA2にはコンプレッサーとEQが乗っていることを思い出し、どんなものかなとネットの説明書を読みながらコンプレッサーとEQをいじってみました。

 

 

すると「んー悪くない、いやこいつはひょっとすると良いんじゃないかな?てか全然音よくね?これ本当にA2か?」と探り探りですが、こいつの使い方がわかるような気がしてきました。

 

 

確かにコンプレッサーもEQも癖は強いんですけど調整すれば問題ない程度でした。

 

 

買った当初使い方を間違えて失敗し続けましたが、ここ最近やっとのことでこいつの真価がわかりました。

 

 

今の時点でこいつを評価するのならば自分はとても良いものであると判断します。

 

 

EQとコンプ、あとリバーブ機能、この3つは今のところ文句なしです。(モデリングは使わない方がオススメ、ノイズ除去も目立ったものがなければ必要なし、コーラスとかはむやみやたらにかけない方がよい)

 

 

ただ一つ言えることは「そもそもエレアコなんてDI直刺しでいいし歌で想いを伝えるんだ!」系の方々は挟まない方がよっぽどマシな音が出るしシールドにお金を割いた方がいいでしょう(昔の自分がそうでした。)

 

 

このエフェクターに慣れるにはかなり時間はかかると思いますが、音を追求してみたいという方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか??

 

 

今ならZOOM A2は6000円しないくらいだと思うので(自分は18000円で購入)ほぼ投げ売り状態ですね。

 

 

初心者の方にはあまりオススメできませんね。エレアコを買ったらまずLR baggs のアコースティックDIを買うことをオススメします。そしてDIと格闘してからZOOM A2を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

そして私とニヤニヤしながらZOOM A2のセッティングについて語りましょう。

 

 

今宵はここまで。

 

 

see U

 

 

tre