【ビジネス】シンガーソングライターやバンドマンこそ新書を読め!【中編】【思考力】
一週間の密度が濃すぎです…。
どうもtreです。
さて本日は前回の続きをお送りします。自分が読んだ新書を紹介していきます。
そしてタイトル↓
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○J-POPは死んだ
ニホンの音楽を読んでいた私がタイトルだけを見て購入した本です。
「複製から体験へ」という新たな変革が起きた昨今の音楽業界での新たなスタイルが書かれています。ライブ会場までDIYした愛知県の「橋の下世界音楽祭」やノルマを取らず投げ銭で飲食店でのライブなど、より「体験」に寄せた内容が書かれています。
ライブ活動ってどうなの?と考えていた自分にとってこんな方法もあるんだと思わせてくれた本です。
○戦略的思考とは何か
友人Kに何冊か見繕ってくれん?と聞いた時に入っていた本です。非常に読みにくいですが、中身は本当に素晴らしいです。
戦略的思考と書いてある内容から「マーケティングの本?」という印象を持ってましたが、文字通りの「戦略」の本です。つまり軍事戦略について書かれた本です。
日本は島国であったからこそ、外からの侵略はなかったが、その分戦略というものが発達していないという内容から始まり、内陸の国はその分戦略に長けているというところに繋がっていきます。
現代の中国が力をつけてきているのも、歴史的に見れば中国が強かった時代の方が長いので、ここ数十年間が異常だっただけだ等、過激でなおかつ理論的な文章構成となっています。
個人的にこの本がシンガーソングライターやバンドマンに向いているなと思った事は、何を武器とするかというところです。要は目的をはっきりとさせてそれに有効な武器をつけていく、精神論で行くのか理論的に効率的に行くのか、情報戦をいかに制すか等、応用の為の基礎的なものがこの本に書かれているような気がします。
もちろんこの本を読む事で、日本を憂う事も出来ます。決してラブアンドピースな本ではないですので、その辺気にされる方は注意して下さい。
○ポピュラー音楽の世紀
言わずもがな、圧倒的存在感を放つ現代音楽の教科書的新書です。この本をかじるだけで、少なからず過去100年程度の音楽史を身に付ける事が可能です。
過去にブログにレビューは書きましたが、商業と芸術が混在、入り混じったものがポップスであるという事、これがこの本の中心的な部分を占めています。
売れた音楽がポップスとなるという身もふたもない事を書いています。楽譜販売、レコード、CDなど複製媒体は変わってきたものの商業と音楽は密接な関係があるし、音楽自体が商業に関わる事もあれば、商業が音楽を作り出した事もあるしで、その中でポップスというものが生まれてきたと書かれています。
本当に現代音楽家たちのバイブル的存在ではないかなとも思います。内容は音楽好きならどんどん読めると思います。
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さて、中編が終わりました。次回でこのシリーズは最後にしたいと思います。もちろんこれからも本を読んだらレビューして行くつもりですが、本を読むスピードに記事化が追いつかないので、また今回みたいになるかもしれませんがご了承ください。
ではまた来週〜
tre
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tre