【ビジネス】シンガーソングライターやバンドマンこそ新書を読め!【後編】【思考力編】
更新遅れましたこと誠に申し訳ございません。多忙による時間の使い方の誤りです。
忙しいのは良いことなのですが、もっと時間を上手く使うようにします…。
さて本題。いよいよ後編です。本日も3冊ご紹介したいと思います。というわけでタイトル↓
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- チームの力
東日本大震災のボランティアグループにおいて最大の組織となった「ふんばろう」のトップの本で、心理学を巧みに用いたチーム運営、構造主義について書いた本です。具体例を用いながら書かれているので、非常にわかりやすく書かれている本です。
5%の法則や、グループが巨大化すると活動よりもグループの維持にコストがかかってくるなどのチーム運営の苦労について詳しく書かれているので、バンド運営の参考になるのではないかと思います。
- やり抜く力GRIT
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「向き不向き」ではなく「継続」によって、実力がついてくる。このたった1つの事を具体例や論文、あるいは哲学を用いて説明して行く本になっています。
物事の向き不向きについては、客観的にも見えてくるものがありますが、「やり抜く力」に関しては、測定しないとわからず、実際に「やり抜く力」の数値が高い人が継続し、力が付いてくるのに対し、その事にどんなに向いている人でもやり抜く力の低い人はそれが才能にはならないという結果が書かれています。
個人的にビビッと来たのは「天才」信仰についての記述で、人間は圧倒的に実力が高い人を見た時に「天才だ!」という思考フォルダに入れて、その人の努力や費やした時間についての思考をやめてしまう事を挙げていて、天才と呼ばれる人はそのセンスや才能以上に圧倒的な努力をしている事を人は考えない事を挙げています。
自分の努力不足をセンスや才能のせいにしてしまいがちになっているという事を改めて感じる記述でした。
- ヒットの崩壊
現代の音楽マップ図といっても過言ではない本です。ポピュラー音楽の世紀、ニッポンの音楽、それらの本を読んでいる方はそれらの本の現代版という事がわかると思います。
CDが売れなくなった理由から現在のミュージシャンがどこで稼いでいるのかという事をマクロ的に捉えた本です。ヒットを作為的に創り出すことが難しくなったこと、ヒットの定義さえ変わったこと、細く長く確実に活動を続ける事の大切さ等、現在の音楽の姿が書かれています。
前回書いた「j-popは死んだ」はどちらかというとアマチュアの音楽活動の仕方、こちらの本はプロの音楽活動の仕方に書かれているという印象を受けました。
重なる部分がほとんどですが、より音楽に力を入れているという点では、ヒットの崩壊は詳しいと思います。
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【おわりに】
以上で3回に渡るシリーズを終えたいと思います。まだまだ紹介したい本はたくさんあるのですが、こちらの本を全て読み終わるまでにも時間がかかると思いますので、またの機会にシリーズとして書きたいと思います。
それでは
see U!!!
tre
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【追伸】
You Tubeのオリジナル曲の総再生数が300回を超えました。皆様のおかげです!ありがとうございます!
次上げるのは4月以降になるとは思いますが、 今上げている5曲を聴き倒して下さるとありがたいです!
それぞれの楽曲はこちらより聴けますので確認をよろしくお願いします!
それでは改めて…
ではでは
tre