新配線の始動報告 (コアな人向け)
お久しぶりです。
ライブがちょいちょいっと続いてました。
treです。
さて、フォルヒにanthemを乗っけたのと同時に足元を大幅に組み替えたのですが、その実践が出来たので報告出来ればいいなと思います。
↓足元の配線↓
使っている機材は
・LR.Baggs PARA Acoustic DI
・ZOOM A2
・SHURE 58
・ALLEN&HEATH ZED-10FX
の4つです。
少しややこしく配線しておりますので、順を追って説明していきます。
まず最初にギターからDIへと繋いでいます。そしてDIのキャノン出力をミキサーへと直接繋いでいます。よく弾き語りのライブで行われている配線ですね。この音はミキサーのEQを調節する程度に抑えていて出来る限りanthemで拾ったままの音を出すように心掛けています。
次にDIのフォン出力の方からZOOM A2の方へ繋いでいます。A2の方で起動させているのは、コンプ、EQ、リバーブの三つです。これをフォンアウトからミキサーに繋ぎ、EQを調整します。(A2でEQを起動させているのはミキサーがなかった時の名残です。)このチャンネルは先ほどのDIの音帯とあまり被らないようにして、音量で自然なバランスになるように調整します。
そして最後にSHURE 58ですが、ギターの前において、そのままミキサーへと繋いでいます。anthemだけだと、弦と指のアタック音がかなり入り辛い印象を受けたので、アタック音が入る程度に抑えておきます。(綺麗に音がなるようにしても良いのですが、かなりゲインをあげる必要があり、十中八九ハウリングを起こします。)
この三つのチャンネルを複合させてミキサーのアウトから会場のPAに繋いで貰うようにしました。
この配線を考えた経緯としては、ペッテリ・サリオラの足元を知ることがあったんですよね。彼はZED 10FXを6チャンネルを使ってライブをしてるということで参考にしました。
まぁ自分がこの三つのチャンネルを作った理由としては、より生音に近づけたかったということがあります。
DIの音をミキサーのリバーブで少し調整するというのが弾き語りのPAとしてはスタンダードだと思うのですが、それだけだと個人的な印象としては「いやらしい」んですよね。かといって何もエフェクトを掛けないと特にストロークの強い曲とかになるとジャキジャキっとした音になりかねないという一種のジレンマに悩まされました。
どうにかして改善出来ないものかと考えた時に原音とエフェクトを2チャンネルにして出せば良いのではないかという考えに至りました。
エフェクトの1チャンネルだけの時よりも「いやらしさ」は感じることなく、原音の時だけのジャキっとした音も改善されるのではないかなと考えた次第です。
あと個人的にアタック音が欲しかったしチャンネルも余って居たので、マイク録りも追加しました。
前段階としてレコーディングで使ってみたら割と上手くいきましたが、ライブではどうなるかなという不安な気持ちで臨みました。
ライブで使ってみた結果としては、「上々」でしたね。狙った通りにアタック音も聞こえたし、エフェクトも「クサく」なくて理想としていた音を出せていたのではないかなと思います。ただミキサーのEQが3ノブなので、それぞれ単体ずつ掛けるとより良くなるのかなという印象でした。
そしてもう1つ欠点を挙げるとするならば「動けない」ことですね。マイク録りをしている分そこから動けないし、パフォーマンス的な面からみるとかなり限られるということを実感しました。
まぁ座って弾く分には申し分ないかなという感じでした。
以上新配線を紹介しましたが、あくまで現段階ですので、これから少しずつ変えて行けたら良いなと思います。まだanthem自体に慣れてないのもありますし…。
あとはマイク録りどうすっかなーってところですね…。
もっとこうしたら良いとかあれば教えて下さると幸いです!
最近記事が長くなるのが悩みですね。
では今日はこの辺で。
see U !!
tre
山崎まさよしのススメ
台風の進路が馬鹿げてて震えてます。
treです。
本来私は機材をそんなにポンポンと買う人間ではないのでまた別の目線から語りたいと思います。
まぁ尊敬するアーティストについて語ろうかなと…
今日は山崎まさよし様について
one more time,one more chanceとかセロリとかが有名ですね。
自分にとっては神様であり、悪魔でもあります←
私がギターを始めた当初、ギターの技術はやってもやってもキリがないと見切り、名曲「歌うたいのバラッド」を弾き語り出来るようになったら一旦ギターは辞めて勉強に専念しようと思ってました。
スコアも買って、当時は「まぁそこそこ聴かされるかな」くらいまでは弾けるようになり、YouTubeのライブ映像と比較しながら弾いて満足してました。
でもYouTubeってオススメ機能ってあるじゃないですか??
弾き語りばっかり聴いてたら弾き語りの曲がオススメに出てくるっていうアレです。
ちょうど弾き語りが少し出来るようになったかなって頃に、山崎まさよし様のone more time,one more chanceが出て来たんですよね。
……まるで雷が落ちたような衝撃でしたね。
観たことのないコード、綺麗なアルペジオ、切ない声、世界観……
弾き語りをかじったくらいの私にとってはもう事件でしたね。
そしてあろうことか私は「この曲をコピーするまではギターを続けよう」と思ったわけです。
かなり無謀な挑戦でしたね。
でもここが恐らく今の自分へと繋がるターニングポイントだったなぁと思います。
ストロークしかできない私はアルペジオを覚えるためにネットサーフィンをし、コードを覚える為に楽器屋へと走り、ライブ映像を漁り、他のまさよしの曲を聴き……
とても学業に専念なんて出来ませんでした←
実に半年以上はかかったのではないかなと思いますね。非常に要領が悪い人間ですので…笑
そしてこの曲を弾き語ることが出来るようになった私を止めることなんて出来ませんでしたね←
ある程度の難易度の曲は簡単に弾けるようになり、アルペジオもなんのその、ストロークのニュアンスも覚えてしまったりと初心者をいつの間にか脱していました。
そう彼の音楽があったおかげで私は音楽の世界へと誘われたと言っても過言ではないです。…いや120%彼のせいですね。笑
彼の曲もワンモアだけではなく、「中華料理」やら「月明かりに照らされて」など素敵な曲いっぱいあるんですよね。
個人的に1番好きなのは色々捨てがたいんですけど「お家へ帰ろう」ですね。
シチューのCMの曲なんですけど、彼の持ち味の1つの緩さが溢れまくるえぇ曲なんです←
あと彼のスタイルも好きなんですよね。
曲作りの時にコードを「作る」んですよね。
そもそもコードを作るって概念がぶっ飛んでますが…笑
正確に言うとコードを探すという作業なんですけど、確かに彼の曲の中でまともなコードは少ないですね。
良い響きやんって使って後でこんな名前だったのかお前って感じらしいです←
この戦法は自分の曲作りでも非常に参考になってます。
既存のコードに囚われないって言うのは割と大事なのかもしれないですね。
まぁ話し足りませんが、この辺りで止めようかなと思います。
弾き語りをかじっている方、作曲している方、一度、そして今一度山崎まさよしを聴いてみてはいかがでしょうか?
そして私と語りましょう。
ではでは
tre
エレアコ?アコギにPU?今までのギターから振り返る。
やっと梅雨らしくなって来ました。
treです。
さて、ZOOM A2の記事以上に気を付けないといけない話題に手をつけるわけですが…
エレアコ?アコギにPU後付け?
いやこの話題本当に難しいんですよねー…
正直「正解」なんてないんです。(投げやり
まぁ確かに自分は色々と試しましたし、その中で自分の目指す音を構築して行きましたが、ギターを選ぶ時のPU(ピックアップ)は悩ましいですね。
エレアコにしてもピックアップシステムはそれぞれ違いますし、それに生音も考慮しなきゃいけないし、自分のプレイスタイルにも合わせなきゃいけないしで…
もう頭が破裂しそうなくらい考えますね。
アコギにPU載せるなんて考えると余計に悩ましいですよ…。
というわけで今回は自分の経験とか失敗とか選ぶ基準とかを話せたらなぁという思いで書いて行きます。
そんなプロの意見とかではないので、間違っててもスルーして下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、自分とエレアコやピックアップとかとのファーストコンタクトは意外かもしれませんが、オベーションでした。
友人のオベーションを借りてライブをした記憶があります。
何もわからない頃に借りて使っていただけなのでもう印象でしか思い出せませんが、今思うと言われてる通りですよね。
「オベーションはオベーションであり、オベーション以外にはなり得ない。」
正直生音感は少ないけどエレアコとして完成された音だったと思いますね。
しかし自分は生音感が欲しかったので、新しくエレアコを買おうと思ったわけです。
そして次に買ったギターはモーリスのエントリーモデルのエレアコでした。
いやーこいつには泣かされましたね←
パッシブのピエゾタイプだったんですけど正直どうしようもなかったんですよね。(電池代をケチりました←)
当時DIも持ってなかったので、ZOOM A2(前記事参照)で音を作ってたんですけど、もう…ね。無理でしたね。
ネックも細くて弾きやすくはあったんですけど、音は理想とはかけ離れたものでしたね。
ジャキジャキッとした音はリバーブかけても消えないしまさにAAのウォーって感じでしたね。
今の環境だと多少はマシなんでしょうけど、当時は泣きましたね…。
結局半年もせずにさよならした気がします…。
そして改めてPUの大事さに気付いたわけです。
繋いだだけでは、アコギの音はならない。
その事を気付かせて貰えたという勉強代という事で無理やり納得しました。←
それでまたエレアコ探しが始まったわけです。
最初に買うか迷ったのはタカミネだったんですよね。
大阪の某楽器屋で黒のボディの見た目もカッチョいいモデルがあったんですよね。しかも音もいい。
要はピエゾとコンデンサーのミックスタイプが当時革新的でボディを叩く音も綺麗に拾ってくれて良いなーと思いながら値段の高さに手が出なかったのです…。
いざ福岡に帰り同じギターを探したんですけど、当時福岡にタカミネはまだ入って来てなくて…
まぁ楽器屋の人に「生音感が良いのと、ボディを叩く音が入るのが欲しい」って言って出て来たのが、前の記事参照のYAMAHA FJX905だったんですよね。
いやーええもんでしたわぁ←
正直タカミネの半分くらいの値段で、ラインの音はそこまで大差はなかったので、即決しましたね。
ピックアップシステムはピエゾひとつなんですけど、マイクの性能と調整がかなり聞くのとが良くてラインの音はかなりええもんでした←
詳しくは前記事参照で。
まぁなんやかんやあって(furch の記事参照)エレアコではなく、今まで散々逃げて来た、アコギにPUをつけるという選択肢を選んだわけです。
ギターは決まった。さてPUだ。
ピエゾだけではエアー感は少ないぞ?
シングルコイルだけだとジャキるぞ?
マグネットタイプはハウるぞ?
さてどうしたものか…。
ふと浮かんだのはタカミネのミックスタイプ…。
そして見つけました。
LR BAGGS anthem
要はタカミネの時に見たミックスタイプを彷彿とさせるシステムです。
…まぁ色々とカッコつけましたが、1番スタンダードな選択肢ですね笑。
ストロークにもアルペジオにも上手く対応してて素敵なPUです。
でも正直な感想を述べると最高にいい!とはなってないですね。
褒める部分があるとすれば、欠点がないです。
生音感もあって、エレアコ感も出そうと思えば出せるし、出せる音の幅が広いですね。
まぁ今まで不平不満ばかりだった頃に比べるとこのくらいがベストなのかなとも思ったり思わなかったり…
欠点はないです。ただ自分はもっと欲しい!!←
やっとスタート地点に立った。そんな気分ですね。
後付けPUに嫌悪感を持つ人の気持ちはとてもわかるしもっともだと思いますが、案外悪くないものだなぁというのが今の気持ちですね。
これからもっと良いものがあれば探していきたいっていう意欲がより高まりました。
というわけで自分は今はフォルヒにanthemを乗っけてるわけです。
楽器屋の人には「贅沢なギターですね!」と冷やかし混じりに言われましたけどね笑。
ただ、これはあくまで一例です。
ギタリスト全員にそれぞれの哲学や世界観、宗教があるのでこれが全てだとは絶対に言わないし、言えません。
あくまで弾き語りを数年やった人間の行動として解釈をお願いします。
あと他の人の音のシステムを知りたいなーとも思ったり…
あと今後に足元どーしてるのかを書けたらなぁと思ってます。
では長くなったのでこの辺で
tre
「シールドにこだわる」という選択肢 v206a
いよいよ今日から私の地域では雨が降るそうです。
treです。
またも機材編という事で話して行こうかなと思います。
アコースティックギター好きの方々にツイッターでフォローされて色々と機材についての知識が増えていった時シールドの話題になったんですよね。
今まで決して安いシールドを使っていたわけではないのですが、特に深い考えもなく買ったやつなので思い入れがあるわけでもなかったわけです。
色んな人が「シールドで音が変わるんだぞ!」と言ってそれを聞いていたわけですが、正直EQやら何やら挟む自分にとっては神話程度にしか捉えてなかったんですよね。
そんな中ふと思ったわけです。
「もしかして、エレアコ用のシールドとかあったりするんじゃね?」と。
ネットで探しました。
確かに「エレアコに向いてる」というシールドはたくさんありましたね。
まぁ大半は「エレキでもエレアコでもベースでも…」と書いてあってそりゃそうだよなーと思いながら流し見してたのですが、強気な文字が目に飛び込んできました。
「エレアコ用ギターシールド」と。
流石にないよなーエレアコ用シールドなんて、あっても向いてるとかだろうなぁとかで半分冗談で検索したらあったんですよ←
それがこちら
providence v206a
ね、しっかり書いてるでしょう?
エレアコ用t(しつこい
… ソッコーでポチりましたね。
評判がべらぼうに書かれてあるわけでもなかったので、まぁネタになればいいやという安易な気持ちで買ったわけですよ。
そこまで高いというわけではなかったのもまぁ要因の一つですがね笑
ちょっとしたドキドキと不安を抱きながら家に届いた瞬間に包装解いて伸ばした瞬間にん?って思いましたね。
ちょっと…というかだいぶ細い…
画像で伝わるか分かんないですけど結構細いんですよね。
シールドニワカプレイヤーの私としては「太いからエレアコ用じゃないんかい!」と内心がっかり感があったのですけどまぁいいや、とりあえず繋ごうと思い、FJXにぶっ刺してアン直で繋いでみました。
…めっちゃええやん(恍惚
いや、ちゃんとしたレビューをすると音がまとまってます。
高中低がバランス良く出てる感じで主張しすぎる事がなく割としなやかな音がなりました。
一応今まで使ってたプロビのシールドと音を比べたら、違いは歴然でしたね。
ホール感を出すために中低音が出るプロビを選んでたんですけど圧倒的に新しく買ったシールドの方がいいです。
LR baggsのDIに差して比較しでみましたが、v206aの方が圧倒的に音が扱いやすいです。
というよりもバランスがいいのであとは会場に合わせてハウリングの具合を調整するだけだなと思えるくらいでしたね。
劣るところは出力が少し抑えられるかなという感じはありますが、いくらでも調整は可能かなという具合です。
とにかくバランスがいいというのが感想ですね。
ただ結構細いので、叙情的にライブで暴れてたまにシールドが引っこ抜けるタイプの人は耐久性を重視したモンスターケーブルとかそちらの方がいいかも…
とまぁエレアコ用のシールドは存在したという衝撃とシールドは太さじゃないという衝撃の2つを体感した今日この頃です。
色々と機材を揃えて予算が余っている方や、会場のDIに直差し派の方は試しに買ってみるのも割とありなのではないかなぁと思います。
それではこの辺で
tre
作詞のこだわり エイリアンズを目指して
6月は6月ってだけで気分が滅入りますね…。
treです。
機材ばかりだと機材厨の機材ブログやんけってなるので作詞について自分のこだわりを話せたらなと思います。
色んな弾き語りの人と話すときによく話題になるのが、「曲から??詞から??」ということですが、皆様どちらでしょうか??
自分の場合は圧倒的に曲からが多いですね。
aメロ、bメロ、サビ!!みたいな軽い構成を決めてから作詞に取り掛かることが多いです。
メロから決まると名曲になるんですけどね…なかなかメロからは作れません。
コードの進行を決めてから構成決めて歌詞を書くみたいな流れが出来てます。
特別自分は作詞について勉強したわけではないんで、最初は場当たり的に歌詞を書いてましたけど、5年6年やってるとまぁ体系化されてきますね。
自分の作詞をするときのルールとしては
・歳を取っても歌える
・直接的な表現は避ける
・聴く人に考えるスペースを残す
の3つを心掛けてますね。
一つ目の歳を取っても歌えるというのは、特に自分にとって大事なんですよね。
昔作った曲の中で結構こっぱずかしいこと歌ってて歌わなくなったりだとか自分に合わなくなったなぁという曲がぼちぼちありますね。
作詞って案外自分の成長が見れたりしてそれはそれで良いんですけどこの歳でも昔の自分を見て「若いなぁ」とか「こりゃ今は歌えねーわ」とか思うので、作詞した後は数日寝かせるなり、人に見せるなりしておいておく多少はマシです。
せっかく作った曲なら長く歌える方が自分にとってもお客さんにとっても良いはずです。
次に直接的な表現は避けるですが、これは完全な自分の趣味です。
「愛してる」とか「好き」だとか「生きる」とか「死ぬ」だとかあまり使いたくないんですよね。
一番の理由は恥ずかしいからです。←
まぁ似たようなことは伝えたいんですけど、一番センスが問われるところかなぁと自分では思うんですよね。
いかに直接的な表現を避けて、身近な環境なり表情なりから表現しきれるかどうかが歌詞を書く人間のセンスが出るのではないかなと自分は考えているので、そういった曲が多いです。
どうしても思いつかないときは使いますけどね。←
今やってるユニットのとある曲で「死ぬまで一緒に」しか浮かばないときがあって3週間くらい悩んだんですけど「尽きるまで一緒に」という語句を探し出して自分の哲学を守ったことがありましたね。
なんかそれくらい直接的な表現は使いたくないですね。
別に使っている人をディスっているわけではなくて、自分はそんな柄じゃないという部分が強いってそれだけですね。
最後は聴く人に考える余地を残すということですが、この加減は難しいですね。
直接的な表現を避けるの応用版なんですけど、どっちの立場でみるかによって見方が変わるみたいな感じがすんごく好きなんですよね。
でも全部聴く人に投げると聴く人も疲れるし、全部自分の事を書くと叫んでるのとなんら変わんねーなって思うわけです。
ある程度方向性を決めて細かい部分を任せるくらいがちょうど良いのかななんて思ったりしますが、それが難しいんですよね。
あとこうしておくと、後になって曲を聴いた時に自分で聴き方が変わったり、それが新しい題材になったりしてヒントを得やすいんですよね。
前に作った曲で、1人に向けてのラブソングだったのが、集団に向けての大いなる愛を歌ったものに解釈が変わったものがありましたね。
なんか時代や状況が変わっても曲の解釈を変えるだけでずっとそばにいるってのが自分の理想ですね。
なかなか上手くいきませんが…笑
まぁここまで書いたんですけど、ここ最近こんな詩が書けたら自分の人生完成だなと思う曲が見つかったので、それを紹介します。
キリンジのエイリアンズです。
もうこの歌詞は素晴らし過ぎる。
細かい描写も想像を掻き立てらてるし、好きだの愛してるだの言ってるのに哀愁が漂うしのなんなのってもう流石としか言いようがない。
普通ここまで考えさせてるのにストレートにくる歌詞ってなかなかないですよ。
なんかこれだけで記事に出来そうなので気が向いたらやります。
2000字を超えると流石に苦しいので…笑
ではでは
tre
ZOOM A2という試されるエフェクター
昼間は長袖ではキツイですけど夜はまだ半袖ではキツイですね。
treです。
今宵はアコギのエフェクターについて語りたいと思います。
今宵語るのはZOOM A2です。
↓↓↓
こいつはかなり賛否両論あるアコースティック用マルチエフェクターです…笑
非常に色んな事に気を付けてレビューしたいと思います。
まずこいつのコンセプトとしてはエレアコに必要なエフェクターが全て詰まっているのでこれ一つで大丈夫!ということなのですが、確かにそうだと思います。
モデリング、マイク位置、コンプレッサー、EQ、ノイズ除去、空間系エフェクター、リバーブ、チューナーなどといったエレアコに特化した機能が全て詰まってます。
しかしなぜ賛否両論なのかと言うと多機能過ぎると言いますかなんと言いますか、はっきりと言って使いにくいです。
私はギターの音を良くしようという漠然とした想いから数年前に新品でこのエフェクターを購入しましたが、到底扱えるような代物ではありませんでした。
そもそも音を整えるための知識がないとこのエフェクターはデジタル音にするだけの危ないエフェクターに成り下がります。
当時、色々と試しましたが、色々な機能を追加すればするほど薄っぺらくなりダメなエレキギターのような音が鳴り出してもうダメだと思いました。
暫く放置してアマゾンで値段を見ると中古だと値段は新品の三分の一を下回り、他のブログのレビューを見ても悲惨なものばかりで買って失敗したなぁとも思いました。
ただリバーブ機能はまだ使えると思い、それだけを暫く使っていました。
時は経ち、最近私はレコーディングを始めました。レコーディングを始めると自然とコンプレッサーとかEQの大切さとかが身に染みてわかるようになってくるんですよね。
そしてA2にはコンプレッサーとEQが乗っていることを思い出し、どんなものかなとネットの説明書を読みながらコンプレッサーとEQをいじってみました。
すると「んー悪くない、いやこいつはひょっとすると良いんじゃないかな?てか全然音よくね?これ本当にA2か?」と探り探りですが、こいつの使い方がわかるような気がしてきました。
確かにコンプレッサーもEQも癖は強いんですけど調整すれば問題ない程度でした。
買った当初使い方を間違えて失敗し続けましたが、ここ最近やっとのことでこいつの真価がわかりました。
今の時点でこいつを評価するのならば自分はとても良いものであると判断します。
EQとコンプ、あとリバーブ機能、この3つは今のところ文句なしです。(モデリングは使わない方がオススメ、ノイズ除去も目立ったものがなければ必要なし、コーラスとかはむやみやたらにかけない方がよい)
ただ一つ言えることは「そもそもエレアコなんてDI直刺しでいいし歌で想いを伝えるんだ!」系の方々は挟まない方がよっぽどマシな音が出るしシールドにお金を割いた方がいいでしょう(昔の自分がそうでした。)
このエフェクターに慣れるにはかなり時間はかかると思いますが、音を追求してみたいという方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか??
今ならZOOM A2は6000円しないくらいだと思うので(自分は18000円で購入)ほぼ投げ売り状態ですね。
初心者の方にはあまりオススメできませんね。エレアコを買ったらまずLR baggs のアコースティックDIを買うことをオススメします。そしてDIと格闘してからZOOM A2を検討してみてはいかがでしょうか?
そして私とニヤニヤしながらZOOM A2のセッティングについて語りましょう。
今宵はここまで。
tre
YAMAHA FJX905という名機
6月なのに全く雨が降りませんね…。
降るならさっさと降ってほしい〜
treです。
今日は先日話したYAMAHA FJX905について語りたいと思います。
FJX905はこちら↓
このギターはかなり弾きこみましたねー。というよりもミーハーで移り気な私が同じギターを3.4年弾き続けたのも割と珍しいというか何というか…笑
とにかく相当気に入ったんですよね。
何が気に入ったかというと3つはあって
・弾きやすさ
・音
・ボディの作り
の3つが気に入った部分ですね。
まず弾きやすさについて。
ネックが他のギターに類を見ない程細いんですよね。初心者用のギターのネックがかなり細かったりすることがありますが、近しいものがありますね。
とにかく細い!!
そしてネック移動もスムーズに行くようになってます。
割と難しいこともヒョイヒョイっと出来たりしたので気に入った部分です。
続いて、音について。
このギター一番に気に入った部分です。
流石YAMAHAとしか言えないような良い音してます。
エレアコなので生音は多少絞ってますが(その辺のギターと比べるとまぁ鳴っている方だと思いますが)、そんな事はどうでも良いんです(良くない←
こいつが特筆すべき点はズバリ、ラインを通した時の音なのです。
癖のない良い音を鳴らしてくれます。
YAMAHAのエレアコについてるマイクは基本的にYAMAHAが作ったものを採用していてシステム的にはわりと特徴があるはずなのですが、シンプル、そして素直に音を出してくれます。
これが良い。
そもそもこのギターの売り文句が「即戦力」なんですよね。
このギターにシールド持ってけばLIVEが出来るみたいなコンセプトらしくて、
確かにその通りだと思いますね。
ただこのギター、より音を良くしようとして色々と機材を通すと途端にじゃじゃ馬になるんですよね…。
素直でええ子やったお前どこに行ったんやーって感じで…。
だからDIとかエフェクター、EQとか挟むとかは割と注意が必要ですね。
ちなみにちゃんと飼いならすとより良い音はきちんと鳴るので調整は必要ですね。(ピックアップのEQは色々試しましたが、最後の方はフラットでしたね。)
あとはボディの作りですね。
このギターのもう一つの魅力。それはオール単板という点。
合板でも単板でも一緒じゃないかと思われるかもしれませんが、やっぱり違いますね。
ボディを叩く奏法が流行しつつある昨今ではかなり需要が高いです。
あとはカッタウェイがあるというのもポイントが高いですね。
割と丈夫なボディしてるのでベッコベコに当てても音に変化はないです。
とまぁこのギターの魅力について語って来た訳ですが、やっぱりこのギターを使っている人はまだまだ少ないですね。
値段帯が良いところついてるというのもあるとは思うんですけどね。
間違いなくコストパフォーマンスは高いと断言出来ます。新品で10万しないくらいですけど、長年弾いてきた感想を述べると間違いなく10万〜20万までのギターに負けてないクオリティはあります。
初心者ギターから脱したけど今一納得のいっていない人、あるいは昔ギターやってたけどもう一度始めてみようかなという人には持ってこいですね。
是非一度店頭でラインを通して弾いてみてはいかがでしょうか?
そして私と語りましょう。
ではでは
tre