furch G23 SRCT anthemを乗せての現状報告
台風が来てますね。そして更新が2週間止まってましたね。
treです。
さて、フォルヒanthem+足元でのライブが2件あったのでそれの報告をしようかと思います。
まずはこちらを読んでから本記事をご覧下さい↓↓↓
新配線の始動報告 (コアな人向け) - tre(トレ)のアコースティックな日々
- 良かった点
DIの直刺しよりも、そしてリバーブひとつの回線よりも自分の中で納得は出来る音にはなっていると思います。音の厚みに関しては申し分なく、ピッキングニュアンスもストロークも問題なく表現出来ているのではないかなと感じます。あとはEQの管理も容易なので、会場でハウリングを起こすことなく出来ています。
- 悪い点
会場によって音を変えれないこと、これが一番難しいです。少ないリハの時間で合わせきる技術力が自分は乏しいので、結局MIXした音をさらにミキサーで弄られてしまうというのが現実でしょうか。結局フォルヒanthemにDIで会場のことを理解した向こうの人に任せた方が良い音がなるのではないかなという疑問が湧きますね。
そしてフォルヒ本体の問題。ローがキツすぎる。anthemが問題なのかもわかりませんが…。ミキサー、DIそれぞれでローを0にしてもまだなるというとんでもない問題児っぷり。アコギに後付けでPUをつけた代償がきてますね…。アレヒーの後にもう一つEQをかました方が良いのかもしれません…。
- まとめ
かなりガチガチに音を固めているので、良い面もあるのですが、その分環境適応能力に欠けますね…。エレキで例えるならマーシャル、JC、ツインリバーブ、で全く同じ音を出そうとしてるのと同じなので、やはり自分の耳を鍛えることが大事になってくるのかなぁと。やろうとしてることは合ってるとは思いますが、いまひとつ足りない、そんな感情ですね。バイト先の社長からも耳トレしろと言われたので、ランプのつくEQを買おうかなと画策してます。またそれで進展があればおしらせします。
EQを買うお金が天から降って来ますように…
ではでは
see U!!!
tre
MOROHAというリノベーション
本格的な夏ですね。
いつも23℃の部屋にいるので、外に数分いるだけで汗が止まりません。
treです。
機材なんt(以下省略
というわけで好きなアーティストについて語ろうかと思います。
MOROHA
そもそもリノベーションとは既存のものに手を加えて良くするという意味を持ちます。
代表的な例としてはUSJのハリウッドドリームザライドを逆向きに走らせて低コストで顧客を増やしたというモノがあります。
詳しくはこちら
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)
- 作者: 森岡毅
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/04/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
要はこのリノベーションを音楽で体現したグループだと私は思っております。
何を言っているのかとちんぷんかんぷんな方もいらっしゃるかと思うので、噛み砕いて説明して行きます。
まずはこちらをご覧下さい。
MOROHA/三文銭
*モバイルの方はご覧にならない場合がございます。
これをどう説明しようか迷うわけです。
ソロギターにヒップホップのリリックを載せたと表現するか、あるいはヒップホップのDJをソロギターにしてみたと表現するか…
個人的には後者のイメージが強いですね。
説明するには少し難しいグループなんです。曽我部恵一さんがMOROHAのことを「事件」と評したのも納得がいくし言い当て妙だなと思います。
しかし、説明できないじゃ話にならないので、私なりに説明すると、アコースティックの立場から言うとソロギターに歌を入れるのは思い付かないんですよね。
歌を入れなくても成り立つ、成り立つように旋律を作ると言うのが、ソロギターだし、ギター一本で完成される物というステレオタイプでモノを考えてしまうわけです。
あるいはヒップホップの立場でも同じかもしれませんね。DJは必ずDJ出なくてはならない。DJ出なくともバンドスタイルで音数を多くする。これも一種のステレオタイプかもしれませんね。
結論から申し上げますと、この2つのステレオタイプをぶち壊した、ぶち壊し続けているのがこのMOROHAです。
ヒップホップとソロギターを組み合わせるというまさにリノベーションなわけです。
アコギでヒップホップやってもいいじゃん、ヒップホップのDJアコギでもいいじゃんというこの思いっきりっぷり。
初めて観た時、「何だこれは?!」という感想と同時に「やられた!!」というアコギ弾きとしてこんな方法があったのかと思わされましたね。
ただ、それなりの苦労は見えてくるんですよね。
2回ほど学内のライブでコピーしたのですが、似たようなフレーズを8分弱も正確にし続けるというこの体力と集中力。
さらに歌詞からうかがえる「報われない日々」の記録。
色んなことに共通することですが、新しいことというのは受け入れられづらいモノです。
既存の概念を組み合わせたと言ってもそれは全く新しいものとして受け取られるわけです。
しかし彼らの魅力はその歌詞にもあるわけです。
熱い、アツすぎる。
夜中に一人で聴くと頑張っていない自分を省みて泣きたくなる。
ただ上を見続ける、頑張り続ける、そんな熱い歌詞に泣きたくなる。
全体的に泣かせにかかってくるそんな歌詞なので、歌詞から好きになる人もいるのではないでしょうか?
いかにせよ、彼らはアコギ弾きにとって、YUIやゆず、コブクロらと同じように無視出来ない存在になったのではないかと私は思います。
これからもっと躍進していくと思うので、応援して行きたいと思います。
私が一番好きな曲は、ギターの一番難しい「それ行け!フライヤーマン!」です。
弾けるかあんなもの!!
ではでは
see U!!
tre
結婚式で弾き語りをする方へー良かったと言われる弾き語りをする為にー
今月ブログが100pvを達成したらしく、誠に感謝申し上げます。
まさかそんな観られてるとは思わなくて、こりゃ適当なこと書けねーな…と思いながらも続けていけたらなと思います。
treです。
さて、いつもはギターとか弾き語りとか機材の話とか作詞作曲の話とかしてますが、少し違った目線から話します。
実は自分は結婚式場で音響のアルバイトをしてまして…(特定は避けて欲しいです…)
まぁちょくちょく弾き語りをされるお客様がいらっしゃるわけです。
別に上手いとか下手とかは関係なくて、友人を祝うという手段の1つに弾き語りを選ばれたということは同じギター弾きとしてはとても嬉しく思います!!
しかし、たくさん練習されたであろうその曲ですが、場合によってはスピーカーから音が流れないことがあります。
しかも決して狭い会場ではないので、自分の声が聞こえない、ギターが聞こえにくいということにもなりかねません。
そういった失敗をしない為に、お手数ですが、準備して貰いたいものがございますので是非ご覧下さい。
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- エレアコを持って来て!!
「この日のためにギターを買って来たんだ」という素晴らしい方もいらっしゃるかと思いますが、そのギターはエレアコでしょうか?
もちろん生ギターでも音は流せますが、会場によってはマイクの数に限りがございますし、ハウリングの問題も出て参ります。出来ればミキサーに繋ぐことが可能なエレアコがPAとしては調整も出来るので、ありがたいです。もう買ってしまったよ!って方はピックアップでも構いません。安いもので構いませんので、ご用意よろしくお願いします。
- シールド持って来て!!
「エレアコを買って来たからいいだろ」とおっしゃるかもしれませんが、シールドも持って来て下さい。不甲斐ない話、会場の機材には余裕がございません。シールドひとつも余っていない場合が殆どですので、お手数ですが持って来ていただけるとありがたいです。
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ここまでは確実に持って来て欲しいものなのですが、ライブハウスでバリバリやってた人用に+αであるとベストにパフォーマンス出来るかもしれないというものを紹介します。
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- マイクとキャノンケーブル
正直会場にあるマイクというのは、司会用の安いものが殆どですので、きちんとした声で歌いたいという方はマイクとキャノンケーブルを持って来て頂くと会場のミキサーにお繋ぎします。リバーブの調整などはPAさんと密に話して下さい。
- ギターアンプと延長コード
広い会場でする方はギターアンプを持って来られる方がいいかもしれません。いわゆる返しがない状態でのライブになるので、返しがわりにあるだけでかなり弾きやすくなると思います。立派なものじゃなくても初心者セットのアンプで構いませんので、あると相当楽になると思います。
- DIあると嬉しい…
会場のミキサーに直挿しでも全く問題ないですが、あるとよりギターらしい音は鳴らせます。パラアコだったら尚更ですね。会場に合わせて音を自分で作って下さるとこちらとしても調整しやすいです。
- なんならミキサー持って来て!
自分の場合であれば、会場のミキサーで音を作るのは可能ですが、正直結婚式の会場のPAさんはライブハウスのPAさんではないので、音の作り方云々の知識がない場合もございます。さらに言えば、会場によってはリバーブをかけれないミキサーを使っている場合もありますし、チャンネルに余裕が全くない場合もあります。そういう会場の場合はもうミキサーまで持ち込んで、自分で音を作ってしまった方が早いです。(パワードミキサーは会場の機材がやられるのでNGです)PAさんに音量調整だけお願いしましょう。あとキャノンもお願いします…。
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結構無茶なお願いばかりだったと思いますが、結婚式場はライブハウスではないので、機材が揃ってない場合が殆どです。またPAさんも元劇団PA、元DJ…など、それぞれ得意な畑が違いますので、必ずギターの音を綺麗に出せるかというとそうではありません。
最低限どのPAさんでも音は出すようにはしますが、最低限のことしかできない場合もございます。
なので、出来る限り準備をして下さるとこちらとしても対応しやすくなりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
では会場にて素敵な弾き語りが聴けることをお待ちしております。
see U!!
tre
弾き語りにもジャンルはありまぁす!!
暑い…干からびる…
どうもtreです。
機材なんてそんな頻繁に買うわけないやろ!!(心の叫び
…というわけで前から気になってた別の話題をひとつウダウダっと語りたいなと。
弾き語りのジャンルってこう上手く明文化されてないですよね(唐突
バンドならある程度はジャンルってあるじゃないですか??
例えば、ロックの中でもパンク、メロコア、メタル、デスコア…
ジャズもあればポップスもあるし、或いはそれらが複合してる場合もあるしで、わりと綺麗に分かれてたりしますよね。
ただ弾き語りに関しては、こう漠然とした「弾き語り」というような印象でしかない人が多いのではないでしょうか??
まぁ実際にライブをしている自分が一体どんなジャンルなんだろうとかよくわかってないとかザラにありますしね。
というわけでこうバシッと言葉が綺麗に当てはまりませんが、独断と偏見で自分なりに弾き語りにはこんな人たちがいるんだよということを少し紹介していこうかなと思います。
実際にライブしている人はあるある感覚で流してみて下さい。
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おおよそ8つに分けましたので1つずつ解説を交えながら紹介していきます。
- 現代ポップス系
ゆず、コブクロ、秦基博、YUI、阿部真央、片平里菜などのメジャーでポップなアーティストをバックグラウンドに持っているんだろうなぁと考えさせられる感じの方々。真っ直ぐな歌詞とわかりやすいコード進行の曲であることが多く、前衛的というよりかはむしろ保守的である。アコースティックギターを持っている人のおおよそはここから始まるのだが、意外にもライブハウスでは全体の半数程度。路上のミュージシャンに多い。
- 系統的フォーク
バックグラウンドに往年のフォークソングを感じさせる方々。マイナーな曲調が多い。ナイスミドルなオジ様が多いが、たまに20代、ごく稀に10代もいる。ドレッドノートのギターでローコードを掻き鳴らすその姿はとてもカッコいい。今聴くと逆に新鮮ってなるかもしれない。その熱い姿はいつ観ても納得させられる。ライブハウスというよりかは、ライブ酒場の方が多い印象。
- 元(現)バンドマン系
今までずっとバンドのギターボーカルだった人がバンドの解散を期にライブハウスでアコギを始めた系の方々。曲調的には様々であるが、現代ポップス系よりかはその演奏スタイルは極端である。ただ共通点としては割と強い歌い方である。エレキギターと同じような弾き方の人が多い。機材に強く、ルーパーや空間系、或いは歪みを挟む事もしばしばで、対バンの現代ポップス系の人間を度々驚かす。
- 深層世界系
弾き語りのイベントでは1組か2組必ずと言っても良いほどいるタイプであり、好き好みが極端に分かれるジャンル。全体的な曲調としては暗かったり、静かであったりする。アルペジオを多用して最後で一気にストロークに持っていくというアプローチが多い。歌詞も抽象的であり、独特な世界観を醸し出している。哲学的な内容が多い。やっている本人は物凄く気持ちがいいけど、観ている側が置いてけぼりになる事もしばしば。でも考えさせられる内容だし、自分はなんだかんだ見入ってしまう。好き。
- 神降臨系(現代フォーク)
深層世界系のより激しい版。文字通り神が降臨する。内容は哲学的というよりかは感情的で、叫び泣いたり、弦を切っちゃったりとライブがとにかくとんでもない。しかしその訴えかけられる姿に心を打たれる。やろうと思ってもなかなか出来ないし、やらないでおこうと思ってもやってしまうという、もはや才能であり、天性であり、天才である。ただ初見はとんでもなく戸惑うし、対バンの現代ポップス系の人間は意味もないのに負けた気になる。色々と罪な存在である。
- 耳が幸せ系
そうそれは妖精のような存在。ライブハウスに舞い降りた妖精。観ているだけで、聴いているだけで、心が洗われる気がする。女性アーティストに多い。マイクチェックで「ハー、ハー」というだけで耳が幸せになる。ギターの腕なんでどうでも良くなり、ただただ声だけ聴いていたくなる(でも大抵ギターも上手い)。世の中の大体のことがどうでも良くなる。この人は弾き語りをするために生まれてきたのではなかろうかと考えさせられる声。しかし、いつの間にか居なくなっている。そう彼女(彼)たちは妖精なのだ。もし見かけることがあれば大切にしてあげてほしい。切に願う。
- ギター理論ガチ勢
J-POPではあまり使わないようなコードやテクニックを使い弾き語りをする人たちである。ジャズやカントリー、ブルースなどがあり、そのジャンルの中の「お決まり」を用法用量をきちんと守り、演奏する人たちである。故に楽曲の完成度は非常に高い。まさに歩く教科書である。ライブハウスにはあまり出現しないが、ギター教室の先生とかはこんな人だったりする。たまに10代でこういう人が居たりするともうギターを投げ捨てたくなる。←
- 変態
そう彼らは変態である。ギターをベースだか打楽器だかと勘違いしている。パーカッシブな演奏でなくとも、ストロークをしながらアルペジオをしたり、ハーモニクスでコードを弾いたりともはや人間じゃない。大体押尾コータローの曲を1.2曲弾けたりする。そして大体足元の機材の合計はギター本体より高かったりする。ソロギターなら未だしも散々ギターソロで盛り上げた後に歌い出す。しかも歌もうまい。でもそんな彼もまた中々ライブハウスではお目にかかれない存在である。機材とかテクの話をすんごく待ってる。本当は物凄く喋りたいのである。わかってくれる人が欲しい。そして言いたいのである。「練習すれば出来るよ」と。
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まぁ一応思いつくだけ書きましたが、絶対漏れてる気がする。出会った人のことは大体かけた気がするけどどうなんでしょうね…。
他にもこんな人いるよねってのがあれば教えて下さい。追加します←
こういう話もたまにはいいよね。
あくまで独断と偏見ですのであしからず。
ちなみに自分を自己分析するのであれば、現代ポップス系の着ぐるみを着た変態もどきでしょうかね…。
長くなりましたのでこの辺で。
tre
新配線の始動報告 (コアな人向け)
お久しぶりです。
ライブがちょいちょいっと続いてました。
treです。
さて、フォルヒにanthemを乗っけたのと同時に足元を大幅に組み替えたのですが、その実践が出来たので報告出来ればいいなと思います。
↓足元の配線↓
使っている機材は
・LR.Baggs PARA Acoustic DI
・ZOOM A2
・SHURE 58
・ALLEN&HEATH ZED-10FX
の4つです。
少しややこしく配線しておりますので、順を追って説明していきます。
まず最初にギターからDIへと繋いでいます。そしてDIのキャノン出力をミキサーへと直接繋いでいます。よく弾き語りのライブで行われている配線ですね。この音はミキサーのEQを調節する程度に抑えていて出来る限りanthemで拾ったままの音を出すように心掛けています。
次にDIのフォン出力の方からZOOM A2の方へ繋いでいます。A2の方で起動させているのは、コンプ、EQ、リバーブの三つです。これをフォンアウトからミキサーに繋ぎ、EQを調整します。(A2でEQを起動させているのはミキサーがなかった時の名残です。)このチャンネルは先ほどのDIの音帯とあまり被らないようにして、音量で自然なバランスになるように調整します。
そして最後にSHURE 58ですが、ギターの前において、そのままミキサーへと繋いでいます。anthemだけだと、弦と指のアタック音がかなり入り辛い印象を受けたので、アタック音が入る程度に抑えておきます。(綺麗に音がなるようにしても良いのですが、かなりゲインをあげる必要があり、十中八九ハウリングを起こします。)
この三つのチャンネルを複合させてミキサーのアウトから会場のPAに繋いで貰うようにしました。
この配線を考えた経緯としては、ペッテリ・サリオラの足元を知ることがあったんですよね。彼はZED 10FXを6チャンネルを使ってライブをしてるということで参考にしました。
まぁ自分がこの三つのチャンネルを作った理由としては、より生音に近づけたかったということがあります。
DIの音をミキサーのリバーブで少し調整するというのが弾き語りのPAとしてはスタンダードだと思うのですが、それだけだと個人的な印象としては「いやらしい」んですよね。かといって何もエフェクトを掛けないと特にストロークの強い曲とかになるとジャキジャキっとした音になりかねないという一種のジレンマに悩まされました。
どうにかして改善出来ないものかと考えた時に原音とエフェクトを2チャンネルにして出せば良いのではないかという考えに至りました。
エフェクトの1チャンネルだけの時よりも「いやらしさ」は感じることなく、原音の時だけのジャキっとした音も改善されるのではないかなと考えた次第です。
あと個人的にアタック音が欲しかったしチャンネルも余って居たので、マイク録りも追加しました。
前段階としてレコーディングで使ってみたら割と上手くいきましたが、ライブではどうなるかなという不安な気持ちで臨みました。
ライブで使ってみた結果としては、「上々」でしたね。狙った通りにアタック音も聞こえたし、エフェクトも「クサく」なくて理想としていた音を出せていたのではないかなと思います。ただミキサーのEQが3ノブなので、それぞれ単体ずつ掛けるとより良くなるのかなという印象でした。
そしてもう1つ欠点を挙げるとするならば「動けない」ことですね。マイク録りをしている分そこから動けないし、パフォーマンス的な面からみるとかなり限られるということを実感しました。
まぁ座って弾く分には申し分ないかなという感じでした。
以上新配線を紹介しましたが、あくまで現段階ですので、これから少しずつ変えて行けたら良いなと思います。まだanthem自体に慣れてないのもありますし…。
あとはマイク録りどうすっかなーってところですね…。
もっとこうしたら良いとかあれば教えて下さると幸いです!
最近記事が長くなるのが悩みですね。
では今日はこの辺で。
see U !!
tre
山崎まさよしのススメ
台風の進路が馬鹿げてて震えてます。
treです。
本来私は機材をそんなにポンポンと買う人間ではないのでまた別の目線から語りたいと思います。
まぁ尊敬するアーティストについて語ろうかなと…
今日は山崎まさよし様について
one more time,one more chanceとかセロリとかが有名ですね。
自分にとっては神様であり、悪魔でもあります←
私がギターを始めた当初、ギターの技術はやってもやってもキリがないと見切り、名曲「歌うたいのバラッド」を弾き語り出来るようになったら一旦ギターは辞めて勉強に専念しようと思ってました。
スコアも買って、当時は「まぁそこそこ聴かされるかな」くらいまでは弾けるようになり、YouTubeのライブ映像と比較しながら弾いて満足してました。
でもYouTubeってオススメ機能ってあるじゃないですか??
弾き語りばっかり聴いてたら弾き語りの曲がオススメに出てくるっていうアレです。
ちょうど弾き語りが少し出来るようになったかなって頃に、山崎まさよし様のone more time,one more chanceが出て来たんですよね。
……まるで雷が落ちたような衝撃でしたね。
観たことのないコード、綺麗なアルペジオ、切ない声、世界観……
弾き語りをかじったくらいの私にとってはもう事件でしたね。
そしてあろうことか私は「この曲をコピーするまではギターを続けよう」と思ったわけです。
かなり無謀な挑戦でしたね。
でもここが恐らく今の自分へと繋がるターニングポイントだったなぁと思います。
ストロークしかできない私はアルペジオを覚えるためにネットサーフィンをし、コードを覚える為に楽器屋へと走り、ライブ映像を漁り、他のまさよしの曲を聴き……
とても学業に専念なんて出来ませんでした←
実に半年以上はかかったのではないかなと思いますね。非常に要領が悪い人間ですので…笑
そしてこの曲を弾き語ることが出来るようになった私を止めることなんて出来ませんでしたね←
ある程度の難易度の曲は簡単に弾けるようになり、アルペジオもなんのその、ストロークのニュアンスも覚えてしまったりと初心者をいつの間にか脱していました。
そう彼の音楽があったおかげで私は音楽の世界へと誘われたと言っても過言ではないです。…いや120%彼のせいですね。笑
彼の曲もワンモアだけではなく、「中華料理」やら「月明かりに照らされて」など素敵な曲いっぱいあるんですよね。
個人的に1番好きなのは色々捨てがたいんですけど「お家へ帰ろう」ですね。
シチューのCMの曲なんですけど、彼の持ち味の1つの緩さが溢れまくるえぇ曲なんです←
あと彼のスタイルも好きなんですよね。
曲作りの時にコードを「作る」んですよね。
そもそもコードを作るって概念がぶっ飛んでますが…笑
正確に言うとコードを探すという作業なんですけど、確かに彼の曲の中でまともなコードは少ないですね。
良い響きやんって使って後でこんな名前だったのかお前って感じらしいです←
この戦法は自分の曲作りでも非常に参考になってます。
既存のコードに囚われないって言うのは割と大事なのかもしれないですね。
まぁ話し足りませんが、この辺りで止めようかなと思います。
弾き語りをかじっている方、作曲している方、一度、そして今一度山崎まさよしを聴いてみてはいかがでしょうか?
そして私と語りましょう。
ではでは
tre
エレアコ?アコギにPU?今までのギターから振り返る。
やっと梅雨らしくなって来ました。
treです。
さて、ZOOM A2の記事以上に気を付けないといけない話題に手をつけるわけですが…
エレアコ?アコギにPU後付け?
いやこの話題本当に難しいんですよねー…
正直「正解」なんてないんです。(投げやり
まぁ確かに自分は色々と試しましたし、その中で自分の目指す音を構築して行きましたが、ギターを選ぶ時のPU(ピックアップ)は悩ましいですね。
エレアコにしてもピックアップシステムはそれぞれ違いますし、それに生音も考慮しなきゃいけないし、自分のプレイスタイルにも合わせなきゃいけないしで…
もう頭が破裂しそうなくらい考えますね。
アコギにPU載せるなんて考えると余計に悩ましいですよ…。
というわけで今回は自分の経験とか失敗とか選ぶ基準とかを話せたらなぁという思いで書いて行きます。
そんなプロの意見とかではないので、間違っててもスルーして下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、自分とエレアコやピックアップとかとのファーストコンタクトは意外かもしれませんが、オベーションでした。
友人のオベーションを借りてライブをした記憶があります。
何もわからない頃に借りて使っていただけなのでもう印象でしか思い出せませんが、今思うと言われてる通りですよね。
「オベーションはオベーションであり、オベーション以外にはなり得ない。」
正直生音感は少ないけどエレアコとして完成された音だったと思いますね。
しかし自分は生音感が欲しかったので、新しくエレアコを買おうと思ったわけです。
そして次に買ったギターはモーリスのエントリーモデルのエレアコでした。
いやーこいつには泣かされましたね←
パッシブのピエゾタイプだったんですけど正直どうしようもなかったんですよね。(電池代をケチりました←)
当時DIも持ってなかったので、ZOOM A2(前記事参照)で音を作ってたんですけど、もう…ね。無理でしたね。
ネックも細くて弾きやすくはあったんですけど、音は理想とはかけ離れたものでしたね。
ジャキジャキッとした音はリバーブかけても消えないしまさにAAのウォーって感じでしたね。
今の環境だと多少はマシなんでしょうけど、当時は泣きましたね…。
結局半年もせずにさよならした気がします…。
そして改めてPUの大事さに気付いたわけです。
繋いだだけでは、アコギの音はならない。
その事を気付かせて貰えたという勉強代という事で無理やり納得しました。←
それでまたエレアコ探しが始まったわけです。
最初に買うか迷ったのはタカミネだったんですよね。
大阪の某楽器屋で黒のボディの見た目もカッチョいいモデルがあったんですよね。しかも音もいい。
要はピエゾとコンデンサーのミックスタイプが当時革新的でボディを叩く音も綺麗に拾ってくれて良いなーと思いながら値段の高さに手が出なかったのです…。
いざ福岡に帰り同じギターを探したんですけど、当時福岡にタカミネはまだ入って来てなくて…
まぁ楽器屋の人に「生音感が良いのと、ボディを叩く音が入るのが欲しい」って言って出て来たのが、前の記事参照のYAMAHA FJX905だったんですよね。
いやーええもんでしたわぁ←
正直タカミネの半分くらいの値段で、ラインの音はそこまで大差はなかったので、即決しましたね。
ピックアップシステムはピエゾひとつなんですけど、マイクの性能と調整がかなり聞くのとが良くてラインの音はかなりええもんでした←
詳しくは前記事参照で。
まぁなんやかんやあって(furch の記事参照)エレアコではなく、今まで散々逃げて来た、アコギにPUをつけるという選択肢を選んだわけです。
ギターは決まった。さてPUだ。
ピエゾだけではエアー感は少ないぞ?
シングルコイルだけだとジャキるぞ?
マグネットタイプはハウるぞ?
さてどうしたものか…。
ふと浮かんだのはタカミネのミックスタイプ…。
そして見つけました。
LR BAGGS anthem
要はタカミネの時に見たミックスタイプを彷彿とさせるシステムです。
…まぁ色々とカッコつけましたが、1番スタンダードな選択肢ですね笑。
ストロークにもアルペジオにも上手く対応してて素敵なPUです。
でも正直な感想を述べると最高にいい!とはなってないですね。
褒める部分があるとすれば、欠点がないです。
生音感もあって、エレアコ感も出そうと思えば出せるし、出せる音の幅が広いですね。
まぁ今まで不平不満ばかりだった頃に比べるとこのくらいがベストなのかなとも思ったり思わなかったり…
欠点はないです。ただ自分はもっと欲しい!!←
やっとスタート地点に立った。そんな気分ですね。
後付けPUに嫌悪感を持つ人の気持ちはとてもわかるしもっともだと思いますが、案外悪くないものだなぁというのが今の気持ちですね。
これからもっと良いものがあれば探していきたいっていう意欲がより高まりました。
というわけで自分は今はフォルヒにanthemを乗っけてるわけです。
楽器屋の人には「贅沢なギターですね!」と冷やかし混じりに言われましたけどね笑。
ただ、これはあくまで一例です。
ギタリスト全員にそれぞれの哲学や世界観、宗教があるのでこれが全てだとは絶対に言わないし、言えません。
あくまで弾き語りを数年やった人間の行動として解釈をお願いします。
あと他の人の音のシステムを知りたいなーとも思ったり…
あと今後に足元どーしてるのかを書けたらなぁと思ってます。
では長くなったのでこの辺で
tre